その1

齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!

齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!

図書館で借りた。単に速読のテクニックというだけでなく、速くたくさんの本を読むことを通じて、自分のが使える知識を増やしていこうという主旨。そのためには必ずしも本を隅から隅まで全部読む必要はないとのこと。以前別の本で「速読法なんて言語道断。一冊の本を一字一句自分のものにしてこそ価値がある」というようなことが書いてあり、そのときはそういうものかと思ったのだが、この本を読んで、それは理想論であって時間が有限である以上無理があることがわかった。一冊の本を完全に理解したところで、その本に書いてないことは当然得られないわけだから、限られた時間で多くの本からエッセンスを抽出した方が効率的に自分の教養を高められるというわけだ。
ただし、3色ボールペンでマーキングしながら読むというのは、図書館に頼っている限り無理だな。